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スタートアップの資金調達!資金調達の種類あれこれまとめVol.1 – 概要編

スタートアップの資金調達!資金調達の種類あれこれまとめVol.1 – 概要編

こんにちは!スタートアップカフェ大阪コーディネーターの伊藤です。

 

スタートアップと言えば資金調達!

何かと注目を集める話題ですし、何より資金調達を決めるのはキラキラしてカッコいいもの!!



一方で資金調達は慎重を要するものであり、安易に考えると取り返しがつなくなる可能性があります。

上手くいった情報はネットやニュースに出てきますが、失敗した情報はなかなか表には出てきません。

この記事では特にスタートアップが押さえておくべき資金調達の大枠の分類と、それぞれのメリット・デメリットについてまとめています。

これから起業したい、いつか資金調達をしてみたい!そうお考えの方は、是非チェックしてみてください!

はじめに

基本的にはお金を出してもらう=資金調達で、お金を出してもらう側、出す側双方の納得がいけば極論どのような形態でも成立します。

例えば、親戚にお金を出してもらうなどは場合によっては返済義務がない、リターンも要求されないこともあり得るかと思います。

信頼できる間柄の人から、より良い条件で資金調達ができる環境にいる方はそれを選ばれるのが一番無難かと思います。

ただし、自由に条件が決められるゆえに契約条件は慎重に見定めるようにしてください。(素人には分からないように巧妙に契約書に不利な条件を忍ばせてくるような例もあります)

 

ただ、起業を考えている皆様は上記のようなツテがあるひとばかりではないはずです。

そこで、本記事では(一応)誰でも挑戦可能な資金調達の方法を下記にて詳しく解説していきたいと思います!

下記で説明する内容を大きく分類分けをするなら、売る/借りる/もらうの3パターンになります。

株式を買ってもらう

資金調達と言えばまずはこれ!

会社の株式を売って資金を手にする方法です。

メリット

先ほど書いた、「ニュースで目にする」という部分がまさにメリットで、この手法による資金調達は、資金調達自体が実績になり、対外的にアピールする絶好のチャンスになります。

プレスリリースを打ったり、SNSでの情報拡散を通して会社の認知度を向上させることができます。

資金調達による、

・メディアからの取材

・問い合わせ増加

・一緒に働ける仲間が見つかる

また、

・株式を買ってもらうことで得たお金なので、返済義務がない

・数多くのスタートアップを見てきた投資家から有益なアドバイスや人脈の紹介が受けられる(かも)

などのメリットがあります。

デメリット

デメリットとしては、当たり前ですが会社の株式を手放すことになるので、どれくらいの金額で何%の株式を手放すのか、の設計が非常に大事になってきます。

ここを間違えると、

・会社の所有権を奪われ、自分の思い通りに事業を進められなくなる

・妥当性のない株価(=企業価値)で株を売ってしまうと、後からの追加の資金調達が困難になる

などが起こり得ます。

また、他にも

・どのタイミングで、どれくらいの株価で、何%の株を売るのか、の設計が非常に難しく、時間がかかる

・出資者の側からも企業価値の算定をされるため、必要書類の用意や審査期間など、着金までの期間が長引くことがある

・出資者に対する事業の経過や財務報告などコミュニケーションコストの増加(出資者のスタンスによります)

もこの手法がはらむこともデメリットと言えるでしょう。

 

デメリットが多い一方で、この方法では大きな金額を返済義務なく調達することができるので、ハイリスク/ハイリターンの手法であると言えるでしょう。

借り入れをする

ビジネスモデルの革新性や急成長することが要求される出資と異なり、どんなビジネスでも資金調達できるチャンスがあるのが借り入れになります。

ここでは、「はじめに」でも買いたように誰でも挑戦のチャンスがあるものとして、金融機関からの借り入れをメインに説明します。(周りの人からより良い条件で借りられる人はそちらの方が安全です!)

全国に様々ある金融機関から融資を受け、月々の返済・利息の支払いを行いながら事業を進めることになります。

メリット

株式売買による資金調達との対比にはなりますが、

・自社の株式を手放さずに資金調達が可能

・株式売買と比較して必要書類が簡易で、審査にかかる時間も短いことが多い

・融資してくれた金融機関からのサポート(取引先の紹介など)が受けられることがある

・きちんと返済をしていると追加融資が受けやすくなるため、次の資金調達に繋げやすい

などのメリットがあります。

デメリット

一方のデメリットとしては、これも借り入れという方式上当たり前ではあるのですが、返済義務が発生します。

・月々の返済が必要なため、毎月会社の資金が目減りしていく

・借り入れ金額によっては支払う利息だけでもそれなりの金額になる

・途中で返済が少しでも滞ると、残額を一括返済するよう求められるケースがある

・借り入れをするために担保(モノ・人)を要求される場合がほとんどで、一番多いケースとして代表の個人保証を要求される(会社が倒産した際の借金の残りを個人で返し続けなければいけない)

などがあります。

 

資金調達の方法としては比較的リスクが少なく、また金額は少額から巨額の調達までが可能なので、中リスク/ロー~ハイリターンと言えるでしょう。

賞金や助成金等を活用する

売る/借りる/もらうの一番最後、「もらう」のケースです。

あまり一般的ではないかもしれませんが、

・ビジネスコンテストに出場、入賞賞金を狙う

・クラウドファンディングを行う

・補助金/助成金を貰う

などがこれに該当するでしょう。

これらは少し特殊な方法になりますが、近年機会が増えていることもまた事実です。

この手法は上記の例ごとにかなり異なる特徴を有しているので、本記事では紹介程度にとどめておきます。

 

条件さえ満たせば資金を得ることができ、かつデメリットらしいデメリットがない代わりに、調達できる金額の規模も限られているのでローリスク/ローリターンの方法と言えそうです。

終わりに

ここまで資金調達の方法を大きく3つに分けて紹介してきましたが、これらは必ずしもどれかを選択しなければならない、ということではなく複数の手法を組み合わせて使うことも当然あり得るでしょう。

それぞれの手法のメリット・デメリットを把握した上でタイミングを見ながら必要な資金調達を適切な方法で行うことがビジネス成功への近道です。

 

自分たちのビジネスモデルに最適な資金調達の方法やタイミングが分からない、という方はぜひスタートアップカフェ大阪に気軽にご相談ください。

それでは!

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伊藤拓也

伊藤拓也

代表取締役ArchiTech株式会社
【スタカフェコーディネーター】 普段は建築業界のIT化に向けた活動をしています。 得意な相談ジャンルはwebサービス系/プロダクト系(その他ジャンルももちろんOK) 月の1/3くらいはスタカフェにいるので、気軽に相談に来てください!!

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